紫外線対策が気になる季節。日焼け止めを選ぶ際、SPFやPAの意味を正しく理解することで、自分に合ったアイテムを選ぶことができます。
今回はSPFとPAの違いを解説し、適切な紫外線対策の方法を紹介します。
SPFとは?

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)の2種類があり、そのうち
SPF(Sun Protection Factor)は、
B波(UVB)に対する防御効果を示す指標です。数値が高いほど防御時間が長くなるとされています。
一般的にSPF1=約20分の防御時間とされており、例えばSPF30なら約600分(10時間)、SPF50なら約1000分(16時間40分)という計算になります。ただし、これは理論上の値であり、汗や皮脂、摩擦によって落ちるため、定期的な塗り直しが必要です。
(※ドクターリセラの日焼け止めは、紫外線対策を重要視しているため、SPF1=約10分として捉えています。)
SPFの選び方
- 短時間の外出や日常使い:SPF15~30
- 長時間の外出やレジャー:SPF30~50
- アウトドアや強い紫外線を浴びる場面:SPF50+
いずれの場合も、長時間の効果を期待するのではなく、
適度な塗り直しが重要です。
SPFの誤解と正しい使い方
SPFが高いほど紫外線を完全に防げるわけではありません。実際には
2~3時間ごとの塗り直しが推奨されており、朝に塗っただけでは十分な防御ができません。また、適量を塗ることも重要です。クリームタイプの日焼け止めで1㎠あたり2mg(500円玉程度の量)を塗るのが適切とされています。
さらに、汗や水、摩擦による影響にも注意が必要です。以下のような状況では、日焼け止めが落ちやすいため、こまめな塗り直しを心がけましょう。
- スポーツ時の発汗
- 海やプールなどの水場
- 衣類やタオルによる摩擦
PAとは?
PA(Protection Grade of UVA)は、
A波(UVA)に対する防御力を示す指標で、「+」の数が多いほど防御効果が高くなります。
PA値の基準
- PA+:UVA防御効果がある
- PA++:一定の防御効果がある
- PA+++:かなり高い防御効果がある
- PA++++:非常に高い防御効果がある
UVAは肌の奥深くまで届き、シワやたるみの原因となるため、紫外線対策にはPAの高さも重要です。
紫外線対策には「塗り直し」がカギ
SPFやPAが高い日焼け止めを選んでも、長時間そのままでは効果が持続しません。特に、汗や皮脂、摩擦で落ちやすいため、こまめな塗り直しが必要です。
塗り直しに便利なアイテム
- サンカットシャワーファンデオン〈日焼け止め/スプレータイプ〉50ml
ミストタイプでメイクの上からも使用可能で、肌の乾燥を防ぎながら紫外線をガードしてくれます。
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まとめ
日焼け止めはSPFやPAの数値だけで選ぶのではなく、使用シーンや塗り直しのしやすさも考慮することが大切です。
自分のライフスタイルに合った日焼け止めを選び、こまめな塗り直しを心がけましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回もお楽しみに♪