肺活とは?呼吸を整えて免疫力と自律神経をサポートする新習慣

健康志向が高まる今、「腸活」や「筋トレ」だけでなく、「肺活(はいかつ)」も注目を集めています。

肺は、呼吸を通して酸素を取り込み、全身に届ける役割を果たす器官です。
この肺の働きがスムーズだと、細胞の活動が活発になり、体調管理にもつながります。

今回は、「肺活」がなぜ現代人に必要とされているのか、そして具体的にどのような効果が期待できるのかを解説します。

なぜ今「肺活」が注目されているの?

日々のストレスや運動不足、長時間のデスクワークなどにより、呼吸が浅くなっている人が増えています。その結果、酸素の取り込みが不十分になり、慢性的な疲労感や集中力の低下につながっているケースもあります。

「肺活」は、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)を意識的に鍛えることで、深く安定した呼吸を促し、全身のパフォーマンスを高めるアプローチです。

肺を鍛えると得られる3つのメリット

細胞の活性化で疲れにくい体へ

深い呼吸をすることで、体内のすみずみまで酸素が届き、細胞の働きが活性化。
日常の疲れやだるさを感じにくくなり、仕事や家事への集中力もアップしやすくなります。

防御機能のサポートにも

肺には、異物を排出する働きもあります。
呼吸が浅く、肺の機能が低下していると、ウイルスや菌に対する抵抗力が落ちてしまうことも。
肺活を通じて呼吸の質を高めることは、日々の体調管理にも役立ちます。

自律神経を整えてストレス対策

呼吸と自律神経は密接な関係があります。
ゆったりとした深い呼吸は、副交感神経を優位にし、心を落ち着ける効果が期待されます。
「イライラしやすい」「眠りが浅い」などの悩みにも、呼吸の整えがヒントになるかもしれません。

肺活の基本的なやり方は?

肺活は特別な器具を使わなくても、自宅で手軽に始めることができます。
以下は初心者にもおすすめの基本的な肺活トレーニングです。

  • 腹式呼吸:仰向けになり、お腹を膨らませながら鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す
  • 風船呼吸:風船を使って息を深く吸い込み、長く吐き出す練習
  • 呼吸筋ストレッチ:背伸びや胸郭を開く動きを取り入れ、呼吸しやすい姿勢づくりをサポート

毎日数分から始めることで、少しずつ呼吸の質が変わっていきます。

肺活は「腸活」にもつながる?

実は、呼吸が整うと自律神経のバランスが整い、それが腸の働きにも良い影響をもたらすといわれています。
腸には免疫細胞が多く集まっているため、腸の状態が整うことは、免疫面のサポートにもつながります。

つまり肺活は、「呼吸 → 自律神経 → 腸 → 免疫」といった体内の好循環を促す入口としても役立ちます。

肺活の知識を深めたい方におすすめの書籍

「肺活をもっと詳しく知りたい」という方には、『最高の体調を引き出す超肺活』という書籍がおすすめです。
呼吸の仕組みやトレーニング法が科学的に解説されており、初心者でも実践しやすい内容となっています。

呼吸をラクにする施術でサポートをプラス

より実感を得たい方には、体の緊張をほぐすケアと組み合わせるのもおすすめです。

レイテノールの姉妹店【レアフィート】では足を使ったコルギによる施術を行っています。

足技コルギ【背中】(税込8,250円)
首・肩・背中の緊張をやさしくほぐし、姿勢の改善をサポート。呼吸がラクになると感じる方も多い施術です。

まずは意識して深呼吸から始めよう

「肺活」は、特別な準備がなくても始められる健康習慣です。
日々の生活の中に、意識した深呼吸や軽いトレーニングを取り入れることで、身体と心のコンディションが整っていきます。

呼吸を整えることは、健康を整えること。ぜひ今日から「肺活」をはじめてみませんか?

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回もお楽しみに♪