【チョコレート美容】カカオポリフェノールで満足ケア!選び方のポイントとは?

つい手が伸びてしまうお菓子といえば、チョコレート。甘くて満足感のある味わいは、疲れたときのご褒美にもぴったりですよね。
そんなチョコレートが、近年「美容のサポートにもつながるのでは」と注目されているのをご存じでしょうか?
カカオに含まれる成分に着目し、日々の生活にチョコレートを上手に取り入れる「チョコレート美容」という考え方が広まりつつあります。
今回は、美容を意識したい方に向けて、カカオポリフェノールの基本情報や、チョコレートを選ぶ際の注意点をわかりやすく解説します。

チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」とは?

カカオに含まれるポリフェノールの働き

チョコレートの主原料であるカカオ豆には、「カカオポリフェノール」と呼ばれる成分が含まれています。
この成分は、赤ワインに含まれるアントシアニンや、お茶のカテキンなどと同じ「ポリフェノール」の仲間です。
ポリフェノールは植物が持つ天然成分で、紫外線やストレスから自分を守るために生成される抗酸化成分として知られています。

「抗酸化」ってどういうこと?

私たちの体内では、呼吸などを通じて酸素が取り込まれますが、その一部が「活性酸素」に変化します。
活性酸素は体内の細胞にダメージを与える可能性があり、それが「酸化」の原因となります。
酸化が進むことで、加齢に伴うさまざまな変化が生じやすくなるとも考えられています。
こうした背景から、抗酸化成分を意識的に摂ることが、美容や健康に前向きな影響をもたらすのではと期待されています。

実は要注意?チョコレートの「成分表示」に注目

「チョコレート」と「準チョコレート」の違い

商品には「チョコレート」「準チョコレート」という分類があります。
それぞれに使用されているカカオの割合が異なり、カカオ分や乳固形分の含有率に応じて分類されています。

たとえば、江崎グリコの定義では

  • チョコレート:カカオ分が35%以上、もしくはカカオ分21%以上+乳固形分14%以上の生地を全体の60%以上使用しているもの
  • 準チョコレート:カカオ分15%以上、またはカカオ分7%以上+乳固形分12.5%以上の生地を60%以上使用しているもの

とされています。

原材料の順番にも注目

原材料表示は含有量の多い順に記載されます。
「植物油脂」や「砂糖」が最初に来ている商品は、チョコレート風味ではあっても、カカオ成分が少ない可能性があります。
「カカオマス」「ココアバター」が先頭にあれば、カカオ由来の成分が豊富である証拠です。
美容目的でチョコレートを取り入れるなら、成分表示をチェックしてみるのもひとつのコツです。

高カカオチョコレートは、美容習慣におすすめの選択肢

ポリフェノールを意識するなら「カカオ70%以上」を

カカオポリフェノールの摂取を意識するなら、「高カカオチョコレート」を選ぶのがおすすめです。
市販されている中にも、「カカオ70%」「86%」など、カカオ含有率が明記された製品が増えてきています。

たとえば、「明治 チョコレート効果 カカオ86%」は、

  • 原材料のトップに「カカオマス」
  • ポリフェノール含有を意識した設計

とされており、チョコレート本来の深みある味わいとともに、カカオの成分を楽しむことができます。

食べすぎには注意。適量を守って楽しもう

高カカオチョコレートは糖分が少ないものの、カロリーはしっかりあります。
美容や健康のために取り入れる際は、「ちょこっと一粒」の意識を大切にしましょう。

甘さと満足感、そして成分の力も味方につけて

チョコレートは、ただの「おやつ」ではなく、選び方次第でちょっとした美容習慣の一部にもなり得る存在です。
カカオの含有量や原材料に注目することで、心も体も満たされるひとときを演出できます。
「甘いもの=我慢」ではなく、「甘いものを選ぶ力」を身につけること。
それが、無理なく続けられる美容ケアの第一歩になるかもしれません。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回もお楽しみに♪