【週刊UVタイムズVol.1】日焼け止めの基本、紫外線散乱剤と吸収剤って?

人生イチ最高な日焼け止めプロジェクト進行中!

こんにちは!
レイテノール編集部の南です。美容の知識を広く深くときにはちょっぴりマニアックにお届けするレイテノールの美肌コラム、いつもお読みいただきありがとうございます!

レイテノールオリジナルUVの開発が決定したというお知らせはもう皆さんの耳に届いていますでしょうか?✨

皆様からずーーーーっと寄せられてきた日焼け止めのお悩み。

せっかくノーファンデで軽いのに日焼け止めを塗ったら結局重くなっちゃったり…
白い汗が止まらなくてTシャツの首回りもひと夏ですっかり白くなっちゃったり…

重い、合わない、ヨレる、毛穴に詰まる、白くなる、伸びない、べたつく、SPF50がいい、ウォータープルーフがいいなどなど…

満を持して私たちレイテノールは日焼け止めで皆様を幸せにすべく!!!開発に踏み切りました!

題して、人生イチ最高な日焼け止めプロジェクト★
(私が勝手に命名してるだけですが…汗)

コラムを読んでくださる皆様はきっとちょっぴりマニアックな美容知識も受け入れてくださると信じて!!
熱量120%増しでお届けしていこうと思いますので、発売までどうかお付き合いくださいませ♪

さて前置きが長くなりました!
今回は【紫外線散乱剤・紫外線吸収剤について】ご紹介します。

紫外線カットには2つの手段がある

世の中には数多の日焼け止めがありますが、紫外線カットの方法はたった2つしか存在しません。

A 紫外線を肌の表面で反射、散乱させることで防ぐ
B 紫外線を一度吸収し、熱エネルギーに変換して肌細胞に入ってくるのを防ぐ

この2つです。

Aは紫外線散乱剤、Bは紫外線吸収剤の効果で、製品によりABどちらか、もしくは両方を掛け合わせて日焼け止めは作られています。

紫外線散乱剤

肌の上で紫外線を散乱・反射させ、物理的に紫外線が肌に入ってくるのをブロックする成分です。
日傘を差す、UVカットの服を着るのと同じイメージで物理的に紫外線の影響を防ぐため、紫外線吸収剤に比べて肌に優しいと言われています✨

歴史も古く、酸化亜鉛は化粧品として100年以上、日焼け止めとしては30年以上用いられてきました。
それだけ安全性が高い成分といえますね(^ ^)!

紫外線散乱剤の代表的なものは酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウムなど、ミネラルベースの成分です。
酸化亜鉛は最も肌の内部まで到達し、たるみやシワなど肌のエイジングを引き起こす原因となる【UV-A波】をカットする力がとても高いです。

安全性も高く、効果も高いので日焼け止めにはなくてはならない成分ですが、近年「毛穴が詰まる」と避けられていることも…
酸化亜鉛の誤解については、またの機会に詳しくご紹介させていただきますね!

酸化チタンも紫外線散乱剤としてとてもよく用いられている成分です。

特に「酸化亜鉛フリー」かつ「ノンケミカル」な製品は酸化チタンのみを散乱剤として配合していることが多いですね。
酸化亜鉛と同様に安全性の高い成分で、アレルギーの原因に非常になりにくく、酸化亜鉛では金属アレルギーの反応が出てしまう方でも使いやすいという大きなメリットがあります✨
反面、UV-A波のカット効果は酸化亜鉛と比べてやや弱い、特に白浮きしやすいといったデメリットも。

酸化セリウムはブルーライトカット効果があり近年注目されている成分です♪

紫外線吸収剤

肌に浸透した吸収剤が、紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変換して放出することで、紫外線が肌にダメージを与えることを防ぐ成分です。
肌の上に乗っているだけの散乱剤とは違い、肌にのみ浸透するという特徴があり、SPF(UV-B波のカット効果持続時間)が高いものが作りやすいです。

白浮きしにくい、サラッとしたテクスチャーのものが作りやすい、ウォータープルーフも作りやすい、と、汎用性が高く様々な日焼け止めに使われています(^ ^)

反面、熱エネルギーに変換するところで化学反応を起こすため、肌への刺激が強かったり、アレルギー反応が出てしまうことも💦

紫外線吸収剤の代表的なものはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルやパラアミノ安息香酸などです。

特にメトキシケイヒ酸エチルヘキシルはウォータープルーフの日焼け止めには必ずといっていいほど配合されている成分で、特にUV-B波を吸収する力が高いと言われています。
しかしひとつ覚えておきたいのは、これは別名オクチノキサートといってEUでは環境ホルモンリストに挙げられている成分なんです。
EUをはじめとしたいくつかの研究で内分泌かく乱作用が指摘されているんですね(>_<)

もちろん、一定の濃度内であれば安全に使えるとされていますし、他の成分との組み合わせで経皮吸収のリスクを抑える工夫もされています。

しかしこのようなリスクがあることは踏まえた上でどう使うか?を選んでいきたい成分と言えるでしょう。

日焼け止めはTPOが大事!

今回は紫外線カットの2種類の成分散乱剤と吸収剤についてご紹介いたしました♪

吸収剤の少し怖いお話もしましたが、吸収剤が絶対に悪ではないということを最後にお伝えしたいです!

散乱剤に比べて肌への負担が大きいこと、アレルギー反応の可能性があること、環境ホルモン的リスクがあることなど、気を付けたい点は多いです。

しかし、一日アウトドアでたっぷり紫外線を浴びるくらいなら、その日一日だけ吸収剤を使ったほうが肌には優しいということも事実。

紫外線はそれくらい肌には刺激なんですね💦

普段使いには散乱剤使用ノンケミカルのものを、一日汗をかいてアウトドアする時だけは吸収剤入りのウォータープルーフのものを…
というように肌の老化リスクを最小にできるような使い分けが一番のおすすめです!

まさに、自分の肌を守るのは自分の知識!ですね(^ ^)✨
ここまで読んでくださってありがとうございました!!!

え?

ノンケミカルで、SPF50で、耐水性が高くて、白くならなくて、ベタベタしないUVはどこ…?

皆様のお声、ちゃんといただいておりますよっ★

うふふ(*´艸`*)

それではまた来週の【週刊UVタイムズ】もお楽しみに✨

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