梅雨の季節は、なんとなく体が重だるく感じたり、手足がむくんだりすることが増えてきませんか？
気圧や湿度の変化によって自律神経が乱れやすくなり、水分バランスや血流の滞りが生じやすくなる時期です。
特に「朝起きたら顔がむくんでいる」「指輪がきつい」といった症状は、体内のめぐりが鈍くなっているサインかもしれません。
そこで今回は、梅雨に起こりがちなむくみや不調を軽くするために、毎日の生活に取り入れやすい「巡りケア」の方法をご紹介します。
入浴でリセット！体を温めてめぐりを促す
ぬるめの半身浴でやさしく温める
体の冷えや水分の滞りを感じたら、まずは「半身浴」でじんわり温める習慣をつけてみましょう。
38〜40℃のぬるめのお湯に、みぞおちまでゆっくり浸かることで、負担をかけずに全身の巡りをサポートできます。
炭酸ガス入浴剤を活用する
入浴剤をプラスするなら、炭酸ガスを含むタイプがおすすめです。
炭酸の泡が肌に触れると、温浴効果を補いながら心身をリラックス状態へ導いてくれます。
最近では重炭酸タイプの入浴剤も注目されています。
発泡が長持ちする処方のものは、入浴後もじんわり温かさが続きやすく、バスタイムがより心地よいものになるでしょう。
水分補給は「むくみ対策」の基本ケア
「むくんでいるのに、水分をとると逆効果では？」と感じる方もいるかもしれませんが、実は適度な水分摂取はとても大切です。
体の中の水分がうまく巡ることで、老廃物の排出もスムーズになり、結果的にむくみにくい状態が整います。
飲み方のコツと目安量
体にやさしい水分補給としては、常温の水や白湯が理想的。
1日に1.5〜2リットルを目安に、数回に分けてこまめに飲むようにしましょう。
急に飲みすぎると排出が追いつかないこともあるため、徐々に慣らしていくのがポイントです。
食べ物で「水はけ体質」を目指す
むくみが気になる方におすすめの食材
食事もまた、むくみ対策の大切な要素です。特に注目したいのは、古くから巡りを意識した食材として知られる「はと麦」。
お茶ではなく食材として使うことで、栄養とともに自然なケアが期待できます。
ほかにも、小豆、黒豆、そら豆などの豆類は栄養バランスが整いやすく、デトックスサラダとして取り入れるのがおすすめです。
忙しい日でもまとめて作っておけば、手軽に続けられます。
カリウムを含む食材もプラス
カリウムは体内の水分や塩分バランスをサポートするとされる栄養素で、アボカド、バナナ、ホウレンソウ、キュウリなどに多く含まれています。
これらの食材を組み合わせて、サラダやスムージーに活用してみてはいかがでしょうか。
むくみに負けない体づくりは日々の積み重ねから
気圧や湿気、冷房による冷えなど、梅雨は体調を崩しやすい要素が多い季節です。
そんな時期だからこそ、自分の体調に寄り添い、こまめなケアでコンディションを整えることが大切です。
- バスタイムで心身を温める
- こまめな水分補給で内側から流れを整える
- 食事で栄養と巡りを意識する
無理なく続けられる習慣を取り入れて、体の内側から少しずつ変えていきましょう。
「梅雨のむくみ」にはシンプルなケアを丁寧に
今回の内容をまとめてみましたので、ぜひこの3つを意識してお過ごしください。
- 半身浴や炭酸系入浴剤で体を温める習慣を
- 水分補給はこまめに、体にやさしい飲み方を心がけて
- はと麦や豆類、カリウム豊富な野菜で「水はけ体質」を意識
雨の日が多いと、気分が沈んだり身体が重いような感じがすることがあると思いますが、
継続できるケアで、梅雨を快適に乗り切る準備をしてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回もお楽しみに♪
