湿気が増える季節、鏡を見るたびに気になる「うねり髪」。
せっかく朝整えても、外に出るとあっという間に髪が広がったり、クセが強くなってしまうことはありませんか?
特に梅雨時期は、湿度の影響で髪の水分バランスが乱れ、スタイルが崩れやすくなります。
今回は、そんな「うねり髪」に悩む方に向けて、湿気に負けない髪づくりの習慣と、毎日のケアに取り入れやすい実践的な方法をご紹介します。
髪がうねる原因は「毛穴のたるみ」と「内部ダメージ」

うねり髪の対策を考えるには、まず原因を知ることが大切です。主に2つの要因が関係していると考えられます。
頭皮のたるみが毛穴の形を変える
年齢とともに顔の筋肉が衰えてくるように、頭皮の筋膜も徐々にたるみがちに。すると毛穴の形が丸から楕円形に変わり、まっすぐだった髪が曲がって生えてしまいます。
特に耳のまわりやえりあしは皮膚が動きやすく、たるみによるうねりが出やすい部位です。
髪のダメージで水分バランスが崩れる
健康な髪は、内部で水分を閉じ込める性質と外側を保護する性質のたんぱく質がうまく働いています。
しかしカラーや熱、摩擦などでダメージを受けるとキューティクルがはがれやすくなり、湿気の影響を受けやすい状態に。
髪の内部に空洞ができ、そこに余分な水分が入り込んで、うねりや広がりが発生しやすくなります。
【毎日できる】うねり髪対策3つのケア習慣
湿気に負けない髪を育てるには、特別なケアではなく「毎日の積み重ね」が大切です。ここでは、すぐに実践できる3つのポイントを紹介します。
頭皮を引き上げるマッサージ
シャンプーやドライヤーの際、頭皮を下から上へ優しく持ち上げるようにマッサージを行うことで、毛穴の形を整えるサポートができます。
この習慣は、顔のリフトアップにもつながるうれしい副効果が。強くこすらず、やわらかく動かすのがコツです。
髪はすぐに乾かし、保護ケアを忘れずに
濡れた髪はとても傷みやすいため、お風呂上がりはタオルドライのあとすぐにドライヤーで根元からしっかり乾かすことが大切です。
このとき、洗い流さないトリートメントを中間〜毛先になじませてから乾かすと、髪表面に保護膜を作ることができ、湿気の侵入を軽減できます。
「ヘナ」で髪内部から補修する
髪の補修には外側だけでなく内側からのアプローチも効果的です。天然由来成分の「ヘナ」は、髪の内部にできたダメージホールを補い、ハリと強度を与えてくれる素材として注目されています。
使用を重ねるごとに髪のまとまり感がアップし、湿気に負けにくいコンディションへと導いてくれます。
白髪染めとケアが同時にできる点も、多くの方に選ばれている理由のひとつです。
湿気対策は毎日の積み重ねがカギ!
「うねり髪」は、加齢やダメージだけでなく、日々のケア不足が引き金になることもあります。
だからこそ、特別な道具や高価な製品に頼らなくても、ちょっとした習慣の見直しで髪の印象は大きく変わるものです。
頭皮をほぐし、髪を守り、内側から補修する。この3ステップを毎日のケアに取り入れて、湿気に左右されない、つややかで扱いやすい髪を目指していきましょう。
うねり対策で湿気に強い髪を手に入れよう
- 髪のうねりは、頭皮のたるみや髪のダメージが主な原因
- 湿気に負けない髪には「頭皮ケア・乾燥対策・内部補修」の3つがポイント
- 「ヘナ」のような補修力のある素材で髪のベースを整える
- 日々の積み重ねが、美しい髪への近道に
雨や湿気が気になる季節でも、髪のコンディションを保てると気分まで晴れやかに。まずはできることから取り入れて、髪と心のストレスを減らしていきましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回もお楽しみに♪