夏の頭皮ケア完全ガイド|汗・皮脂・ニオイを防ぐ簡単対策とおすすめアイテム

暑さが厳しくなる季節、頭皮のベタつきやニオイに悩まされていませんか?
汗をかくことで、「髪が抜けやすくなった」「地肌がかゆい」など、トラブルを感じる方も少なくないはずです。

中には「汗は薄毛の原因になるのでは…」と心配になる方もいますが、実際には汗そのものが直接髪に悪影響を及ぼすわけではありません。
しかし、汗をかいた後に正しいケアをせずに放置してしまうと、頭皮環境が悪化し、髪の健やかな成長を妨げる要因になりかねません。

今回は、夏特有の頭皮トラブルに対する基本的な知識と、日常で取り入れやすい対策方法をご紹介します。

頭皮に潜むトラブルの原因とは?

汗と皮脂がバランスを崩す原因に

頭皮は、顔や体の中でも特に皮脂腺・汗腺が多い部位です。
特に皮脂腺の密度は全身の中でも最も高く、汗腺も掌や足裏に次いで多いと言われています。

汗をかくと、頭皮のpHバランスが弱酸性からアルカリ性に傾きやすくなり、常在菌のバランスも乱れやすくなります。
この状態が続くことで、悪玉菌が優勢になり、炎症やフケ、かゆみなどのトラブルが発生しやすくなるのです。

さらに、汗そのものは無臭ですが、皮脂や整髪料などと混ざることで酸化し、ニオイや毛穴詰まりの原因になることもあります。

汗や皮脂は「溜め込まない」ことが大切!

外出中のこまめな拭き取りが第一歩

頭皮は髪に覆われているため、汗が蒸発しにくく、熱がこもりやすい環境です。
そのため、こまめに汗をふき取る習慣が大切になります。
特に生え際や後頭部など汗が溜まりやすい部位は、タオルや汗拭きシートで清潔を保つよう心がけましょう。

外出先での応急処置としては、ドライシャンプーや頭皮ミストなどの使用も有効です。
蒸れた頭皮をリフレッシュし、ニオイの発生を抑えるサポートをしてくれます。

帰宅後は「洗い方」と「前ケア」で差がつく

1日の終わりには、頭皮にたまった皮脂や汚れをしっかりリセットするケアを。

まずはシャンプー前にしっかり予洗いをするのがおすすめです。
約2~3分を目安に、髪や頭皮を手を使って洗うのがポイントで、予洗いできているとシャンプーの泡立ちが良くなり、シャンプーの使い過ぎも防げます。

その後、アミノ酸系などの頭皮にやさしいシャンプーで優しく洗いましょう。
強すぎる洗浄力のあるものは刺激となりやすいため、成分にも注意が必要です。

お湯の温度は38度前後が理想。
熱すぎるお湯は皮脂を過剰に落としすぎてしまうため、乾燥やかゆみの原因になることもあります。

「レイテノールクレンジング」で頭皮ケア!

「レイテノールクレンジング」は、メイクを落とすという基本的な使用方法以外にも、夏の頭皮ケアにもご使用いただけるんです!

普段のシャンプーだけでは落とし切れない毛穴汚れや酸化皮脂、整髪料の残留物を落とすことができ、頭皮が綺麗になり、すっきりします!

頭皮クレンジングの方法は…
①乾いた頭皮にクレンジングを塗布
クレンジングを適量(500円玉サイズを目安に)手に取って、指の腹で優しくなじませます。生え際・頭頂部・耳まわりなど、特に皮脂が溜まりやすいところは丁寧に。
②優しくマッサージ
円を描くように、指の腹で心地良い圧でマッサージしてください。毛穴の奥の皮脂や汚れが浮いてきます。
③しっかり洗い流す
頭皮にクレンジング剤が残らぬように、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。
④いつものシャンプーを行う
その後、いつも通りにシャンプーをしてください。

「クレンジング→シャンプー」の順番がポイントで、頭皮クレンジングは週1~2回を目安に行ってください。

頭皮を整えるには生活習慣も見直しを

日々の生活習慣も頭皮環境に大きく関わっています。
睡眠不足やストレス、脂っこい食事の摂りすぎなどは皮脂分泌や菌バランスに影響し、頭皮トラブルの原因になり得ます。
次のような基本的な生活習慣を意識することで、頭皮の健やかさをキープしやすくなります。

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 栄養バランスの整った食事を心がける
  • ストレスをため込みすぎない
  • 髪を濡れたまま放置しない

こうした積み重ねが、季節の変化に負けない頭皮づくりにつながっていきます。

夏の頭皮ケアは「汗をためない」がカギ!

汗をかきやすい夏は、頭皮にとって刺激が多い季節です。
しかし、日中のこまめな拭き取りや帰宅後の丁寧なケアを習慣化することで、頭皮環境はしっかり整えることができます。

「汗や皮脂は溜め込まない」ことを意識して、髪の土台となる地肌を清潔に保ちましょう。
スキンケアと同様に、季節に合わせた頭皮ケアを取り入れることで、髪の健やかな成長をサポートしてくれます。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回もお楽しみに♪