こんにちは!
レイテノール編集部の南です。
化粧品成分を深~~く解説するコラムへようこそ♪
第6回はCICAについてご紹介していきます。
CICA(シカ)エキスとは?

ここ数年で注目度が一気にアップしたCICA(シカ)エキス。
その正体は「ツボクサエキス」です。
実は非常に歴史の古い成分で、
何千年も前から創傷治癒や皮膚炎の民間外用薬として世界中で用いられたり、
アーユルヴェーダにおいてはストレスを軽減させ
頭をクリアにする強壮剤としても知られてきました。
トラが怪我をしたとき、ツボクサに身体を擦りつけて傷を癒すことから
「タイガーハーブ」とも呼ばれています。
膨大な使用実績があり、幅広い肌質の方が安心して使える成分と言えるでしょう。
ツボクサエキスの成分名
ツボクサエキスは化粧品に配合される際、いくつかの成分名に分けられます。
「ツボクサエキス」「マデカッソシド」「アシアチコシド」
「アシアチン酸」「マデカシン酸」です。
ツボクサエキスは植物由来の成分のため、生育環境によって多少の差異が生じますが、
これらの成分のうち3種類ほどが含有されていることが多いです。
(ツボクサ)と成分名の後ろに記載されているのが目印です。
CICAの効果で最もメジャーなのはマデカッソシドが持つ抗炎症作用です。
皮膚炎の外用薬として使われてきたとおり、肌の炎症を落ち着かせ、健やかな状態へと導きます。
肌荒れをしている時やなんとなく顔が赤く火照っている時、
日焼け後に熱を持っている時にCICAは特におすすめです♪
またCICAは角質層の水分量を増加させ、
経表皮水分蒸発抑制作用があることが認められています。
難しい言葉ですが、つまりバリア機能の修復をし、肌に水分を留め、
外的刺激から皮膚を守る力を高めてくれる作用があるんです!
肌荒れをケアしながら肌荒れしにくい状態を作るという、
揺らぎ肌にはとっても嬉しい両輪を兼ね備えてます。
エイジングにも!
またCICAと言えば「守り」の成分という印象が強いですが、
実はアシアチコシドとマデカッソシドには
Ⅰ型Ⅱ型コラーゲン産生促進による抗老化・抗シワ作用があることも注目されています。
コラーゲンは肌のハリや弾力を支え、柔軟でもっちりとした肌を作りますが、
紫外線のダメージをたくさん受けた肌は
特にⅠ型コラーゲン繊維が顕著に減少することが分かっています。
コラーゲンの減少は真皮層を薄くし、深いシワやたるみの形成を招いてしまうんです。
ツボクサエキスによるコラーゲン産生促進作用は小じわの予防や改善、
光老化を食い止めることにも繋がることから抗老化成分としての働きも着目されているんです!
マデカッソシドにはさらにメラニン生成を抑制する美白作用があることが分かっていたり、
アシアチン酸には細胞再生促進作用があり、活性酸素の除去、
過酸化脂質の抑制の効果も確認されています。
一般的に細胞再生促進作用やコラーゲン産生促進作用といった
エイジングケア的な働きは「活性」の力を持つ美容成分が担うことが多いです。
活性の美容成分はターンオーバーを促進させ肌をいきいきとハリ弾力のある状態へ導きますが、
一方で使いすぎると肌が疲れてきてしまったり、
敏感肌の方はなかなか使いづらいという側面もあります。
CICAは「鎮静」の作用を持つ美容成分ながら、エイジングケアの側面も併せ持っているため、
なかなか活性のお手入れは刺激が心配な方はもちろん、
最近肌が疲れ気味で気になる…という方にもとてもおすすめです。
またアーユルヴェーダで
「ストレスや精神の疲労を軽減させる強壮剤」という位置づけがされていたように、
ストレスの軽減効果があることもツボクサエキスの特徴のひとつです。
ストレスから来る肌荒れを、ただ鎮静させるだけではなく、
根本的なところから癒してくれる効果があります。
CICA配合スキンケアに共通する、
あのすっきりと優しい清涼感のある香りはそれだけでリラックスできますよね♪
これからの時期にも…
その多面的な効果と安全性の高さに注目度がメキメキと上がっているCICAは、
スキンケアからヘアケアにいたるまでたくさんの商品に配合されています。
紫外線ダメージを受けてバリア機能が乱れやすいこれからの季節は、
日焼け後のレスキューアイテムとしてもひとつ備えておくととっても安心です!
揺らぎ肌の季節、頑張り屋さんのCICAエキスたちに癒されながら乗り越えていきましょう★
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回もお楽しみに♪


